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PCディスプレイでPS2

自分で調べたことの備忘録も兼ねて。

昨日、PCディスプレイ+チューナー体制での地デジ化を完了した私の部屋。しかし、ウチにはPS2もあるわけで、今まで使ってたブラウン管テレビを処分してしまうとPS2が映せなくなってしまう。
さて困った・・・とネットであれこれリサーチ。テレビとして使っているPCディスプレイにPS2が映せれば話は早いんだけど、当然そのままでは無理。

PS3やXBOX360ならHDMIケーブルが発売されているから映すのに問題はないんだけど、PS2ではその機能が存在しない。そのため、PCディスプレイに映すにはアップスキャンコンバーターをかませるのが常套なんだけど、アプコンをかませると、処理が入る分画面表示がラグってしまうため、シューティングやアクションに支障を来す。そもそもちゃんとしたアプコンは高いしなあ。

そもそも、従来のPCディスプレイでPS2の画面を映すことができないのはなぜか。従来のPCディスプレイで使用されている信号方式は「RGB方式」といって、コンピューター内部で扱うのに適した信号方式でやりとりをしている。
PS2からも、このRGB信号は出ているんだけど、PS2から出ているRGB信号に含まれる水平走査周波数が15KHzなのに対して、通常のPCディスプレイで表示できるのは、水平走査周波数が31KHz以上のものに限定されるのが原因。このため、PS2用D-SUB15pinコネクタ(昔売ってた。ウチにも1本ある)があったとしても、そのままではPC用ディスプレイに映すことはできない。(物理的につなぐことが出来ても、PC用ディスプレイが解釈できる31KHzの水平走査周波数が出力されないから。この水平走査周波数をブーストする装置が「アップスキャンコンバーター」。)

どうにかならんもんかと少々調べてみると、最近のPC用ディスプレイの中にはD端子が生えているものもあるんだとか。PS2はD端子ケーブルが市販されているので、ディスプレイ側にD端子が生えていれば、そのまま接続して移すことも可能はなず。もちろんハイエンド機種限定なんだろうし、ウチで使っているディスプレイにはもちろん搭載されていない。
ところが、さらに調査を進めると、D端子非搭載のディスプレイの中でも、「RGB端子」と呼ばれるD-SUB15pin端子でD端子と同じ信号を受け付ける機種が、少量ながら販売されていることを突き止める。どうやら、D端子搭載モデルの兄弟機なら高確率で対応している模様。しかしD-SUB15pinでRGB以外の信号のやりとりってできるんか?。
さらに調べてみると、今までパソコンやゲームで使用されていた「RGB信号」というものは、「コンポーネント信号」と呼ばれる信号方式の中の「RGB方式」という分類らしい。
さらに、D端子に流れている、一般的には「コンポーネント」と呼ばれているものは、同じく「コンポーネント信号」と呼ばれる信号方式の中の「輝度-色差方式」と呼ばれる分類になる。つまり、PC用ディスプレイで従来使われてきた「RGB信号」と、D端子で使われている「コンポーネント」は、根本のところで同じ分類になる模様。
つまり、同じコンポーネント方式を扱う者同士なら、ピンアサインをやりくりすれば同じ信号が流れる、という理屈になるらしい。

さらに調べていくうちに意外なことが判明。なんと、機能新しく購入してきた三菱の23インチフルHDディスプレイ(RDT232WLM)のD-SUB15pinコネクタは、D-SUB15pin端子で「輝度-色差方式」の信号を受け付けてくれる機能を備えたディスプレイだったのだ。そもそも、三菱のディスプレイはそういった機能を備えているものが多いとか。中には、「メーカー公式の仕様には載っていないけど、D-SUB15pinで輝度-色差方式を受け付ける」ものも多数存在するらしい。
今回買ってきた23インチのほうはPCメインディスプレイとして使うため、もしかしたら、今まで使っていた22インチのほうで輝度-色差方式を受け付けてくれるならば、ウチにあるPS2用D-SUB15pinコネクタを使って画面を映すことが可能なんじゃないのか?と思い当たってしまった。
さっそく22インチのほうの型番(RDT222WM)で検索。するとこれが見事にヒット!。実験してみたら見事に映った、という報告を発見したのだ。

慌ててコネクタとケーブルを引っ張り出してきて接続。電源を入れてみると、数秒ほどかかったものの、見事にPS2の画面が表示される。ふっ。勝ったな・・・。
今までコンポジット接続(黄赤白のやつ)で接続していたのとは比べ物にならない高画質。ヴァイサーガの細かいディテールまでクッキリハッキリ区別できるではないか。さすがにアスペクト非の関係で横長にはなってしまったけど・・・。
もちろん、変換をかませているわけではにので反応にラグが出ることもない。まさにPS2最高画質でのプレイに成功したといっていいだろう。
というわけで、これにて「PS2をPCディスプレイに映す」命題は、ウチの中だけでいえば見事に解決。これからPSディスプレイは三菱一択になりそうかな・・・。思いがけない機能を搭載してくれた三菱さんに乾杯。さあこれでPSPが一段落したらスパロボOGsの2周目をクリアしないと・・・。多分来年以降になる気もするけど(^^;。

ちなみに、「D-SUB15pinで輝度-色差方式」という接続は、プロジェクターなどではよくある接続方法らしい。道理で、こんなマイナーな接続方式の変換ケーブル/コネクタが昔から市販されていたわけだ。家電量販店ではさすがに売ってないだろうけどな・・・。

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コメント


はじめまして。
僕もPC用のディスプレイを使ってPS2をしたいと思い
いろいろ調べているときにこのブログを見つけました。

失礼だとは思いますがディスプレイの接続に使っているコネクタと
ケーブルを教えてくださいください。
お願いしますm(__)m

投稿: キリト | 2011年6月11日 (土) 23時16分

>キリトさん
お返事遅くなって申し訳ありません。

ディスプレイ接続に使っているコネクタは、10年近く前にアキバのジャンク屋で買ったものです。一応純正品ですが、ほとんど生産されないまま生産終了してしまったらしく、現在では入手困難となっています。
ケーブルは市販のD-SUB15ピン(オス)⇔D-SUB15ピン(オス)ケーブルです。一般的な製品で特に細工もなく使用できるかと。

現在では、PS2用D-SUB15ピンコネクタの入手はほぼ絶望的なので、PS2用D端子をD-SUB15ピンに変換するコネクタを使用するのが現実的です。しかし、この変換コネクタが曲者で、D端子(オス)⇔D-SUB15ピン(メス)の製品しか見当たりません。PS2用D端子ケーブルはD端子(オス)になっているため、D端子の中継コネクタ(ジェンダーチェンジャー)を併用しないと物理的につながりません。また、中継コネクタと変換コネクタを合わせて買うと3000円ちょっとかかってしまいます。(買おうと思えばAmazonですぐ買えますが)

一番簡単な方法は、「D端子搭載のディスプレイを購入する」という方法ですが、そうもいかないケースもあるでしょう。上手くPS2用D-SUB15ピンコネクタが手に入ればいいのですが・・・。

投稿: 新城@管理人 | 2011年6月24日 (金) 04時43分

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